女性なら気になる妊娠線。知っておきたい妊娠線の基礎知識。

妊娠線とは

 

妊娠線とは、妊娠によって皮膚に現れるみみず腫れのような線。最も現れやすいのがお腹で、急にお腹が大きくなるのに表皮の下の真皮と皮下組織がついていけず、亀裂ができることで線のように見えるのです。妊娠線はお腹だけではなく、乳房や太ももにも現れることがあります。

 

 

 

ほとんどの妊婦にできると言われている妊娠線ですが、特にできやすい人というのが存在します。赤ちゃんが大きかったり、双子や三つ子だったりすると、お腹が普通よりも大きくなるので妊娠線もできやすいようです。また、初産よりも2度目以降の妊娠でさらにできやすくなります。

 

 

 

妊娠線の予防には適度な運動が不可欠。一人でもできるウォーキングもいいですが、ここはぜひ、お友だちも作れそうなマタニティスポーツに挑戦してみましょう。マタニティスイミングやマタニティビクスなら今はもう珍しくありませんし、スポーツジムで専用のコースが用意されていることもあります。

 

 

 

妊娠線の痒みは、妊娠中の大きな悩みの一つとなります。痒みを予防するには体を清潔にし、肌に触れるものは痒みを引き起こさない生地の物を選びましょう。我慢できないほど辛い痒みなら、医師に相談して痒み止めを処方してもらうのも手。掻き毟るのは厳禁ですよ。
痒みなどの症状がでます。

 

妊婦の8割から9割にできるという妊娠線。妊娠中は赤いみみず腫れのようですが痛みはなく、痒みを伴います。産後は少しずつ白くなり目立たなくはなっていきますが、完全に消えることはありません。可愛いわが子を産んだ証とはいえ、あまり美しいものでないことは確かです。

 

 

 

ある程度個人差はありますが、妊娠線はつわりが終わり急激に体重が増えてくる頃にでてきます。早い人なら妊娠4ヶ月ほど、遅い人でも7ヶ月ほどで現れてくるようです。同時期に乳房や太ももに妊娠線が現れる人も。お腹は縦に線が入りますが、乳房と太ももは放射状に現れることが多いようです。

 

 

 

真皮や皮下組織に亀裂が入ると言っても妊娠線が痛むことはありません。ただし痒みを伴うことは多くあります。妊娠線に伴う痒みを医学用語では「妊娠性掻痒」と呼び、妊娠によって皮膚やホルモンの状態が変化して、肝臓に負担がかかることで起こるとされています。

 

 

 

妊娠中だからといってむやみに食べるのはNG。「この子が食べたがってるのよ」「今は二人分だから」などと言っていると、あっという間に体重が増えてしまいます。こうなると妊娠線もできやすくなりますし、妊娠中毒症にかかる恐れも。体重の増加は8〜10kgを目安に、しっかりと自己管理を行いましょう。
後悔しないための妊娠線予防法

 

一度できてしまった妊娠線は消えることがありません。後で後悔しないように、しっかりと予防策を取りましょう。皮下脂肪が多いと妊娠線ができやすいので、あまり太り過ぎないようにすることが大切。急激に体重が増えるのを留めることで、妊娠線だけでなく中毒症の予防にもなります。

 

 

 

妊娠線ができてしまった部分に薬剤を塗り、古い角質を取り除く「ケミカルピーリング」。新しい皮膚の生成を促して肌に弾力を持たせる、おなじみの顔のピーリングと同様のイメージです。「サーマクール」はレーザーと高周波によって肌を活性化させる方法。妊娠線を薄くし、引き締める効果があると言われています。

 

 

 

妊娠線をケアするためのマッサージにはクリームが欠かせません。有名な物を紹介します。「ナチュラル馬油」は人の皮脂に近い天然のオイルで、浸透力と保湿力は抜群。妊娠線だけでなくオムツかぶれにも使え、アトピー性皮膚炎や肌が敏感な人でもOK。育児になにかと役に立ちます。入浴前に使うのがポイントです。

 

 

 

"ママのスキンケア"ブランドとして有名なマドンナには、妊娠線ケア専用のクリームがあります。優しく伸ばすだけで肌にすーっと浸透し、マッサージ不要。べたつかないので使った後にすぐ服を着られるのも嬉しいメリットですね。かさつく妊娠中の乳頭にはおっぱい専用のクリームをどうぞ。


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